ひとりの避難訓練

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夫だけの災害時の避難訓練

防災訓練のマニュアル作りのため、夫が選ばれた。
会議の最後に「この手順で了承してもらえますか?」と聞かれ
「実際やってみなければわかりません」と答えた。

その実際が行われたのだ!
町内会の方や市役所の防災係の方が準備して下さり、手順良く進められた。

私が心配していたエレベータは、車椅子を斜めにしてようやく入った。
ダンボールベットは、とても低かった!30センチくらい?
毛布が敷かれていたが、ツルツル滑って毛布が移動する。
食事時、体を起こすための枕などは無いという。
ベッド柵が無いので、壁によせてほしいと頼んだ。
排便交換など、臭気が他の人に迷惑になるので、換気をお願いした。

「オムツは自分で用意して下さい」とのことで、荷物が多くなりそう。
市にオムツの備蓄はしていないそうだ。
数日経てば災害物資が届くというが、それまでは自分で用意しなければならない。

小さい子供や障害児者、医療的ケア児、高齢者など、国は災害時マニュアルづくりを市町村に勧めている。

防災係の方に聞くと、この町にどのくらいの人が支援を必要としているか把握していないという。

うちだけの問題ではないと思います。
暑い中、たくさんの方が参加してくださり、考えてくださったことを他の方々にも生かせるよう
願っています。
ありがとうございました。

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